下北沢北口、銀行前にて |
弾き語りと思っていた3曲のカバーは、作品中に流れていたのと違う、アレンジされていた。買う前に調べたが、違うとはどこにも書かれていなかった詐欺られた気分だ。 |
コモリウタ |
あれっと思うくらい、花*花の作品としては洋楽の要素があまり含まれていない曲が揃っている。 1曲目に「童神」が入っているが、地域限定で販売された同名作とはアレンジを変えて収録されている。ある意味で地域色がなくなったと言えよう。人を選ぶかもしれない。 インディーズ時代のアルバム「11songs」に収録され、歌詞の初々しさが印象に残る「おやすみのうた」は26ver.という副題の表記通り、20代後半の女性である今のこじま、おの両名が歌うに相応しくアレンジがなされている。 最後の「竹田の子守唄」を聞いたころには、彼女達の歌唱力の土台が並みのものではないことがわかるはず。 |
魔法遣いに大切なこと DVD-BOX |
大人向けのアニメに興味を持ち出して、初めて観た深夜アニメです。
最初に観たときの驚きは今でも忘れません。 音楽のクオリティの高さ、声の自然さ(いわゆる“アニメ声”じゃないという点で)、世界観のユニークさ、そしてなんといってもストーリー。 身の回りの人々との出会いや別れを通じて成長していくという内容はどこにでもありますが、この作品の主人公・菊池ユメには、最近のアニメにはあまり見られないものがあります。 単に周りの人の働きかけによってのみ動くのではなく、彼女には自分で必死に考え、積極的に目の前の問題や人間関係に取り組もうという姿勢があることです。 アニメのレビューサイトなどを見ていると、残念ながらこの作品は実際あまり良い評価を得られていないようで、その理由を読むと、「ご都合主義」だの「退屈」だのといった言葉が目立つのですが、退屈に感じるのは人それぞれですが、ご都合主義というのがよくわからない。 逆でしょう。 最近のアニメの主人公は自分から何も学んだり、働きかけたりしない割に、周囲の人が必死に持ち上げてくれてるのにも気づかないままに、無意識のうちに誰かを踏み台にして我が物顔で一丁前に思い悩んだりするようなものが数多くあります。 それどころか、周りの努力に気づくことはおろか、そんな恵まれている状況を、平気な顔して「俺は普通の人間だ」と言い放つ(そういうもの全てが悪いといってるわけではありません、中には本当に普通だったりきちんと周囲への感謝の気持ちを忘れないものもあります)ものまであります。 そんな内容をさしおいて、どうしてこの作品に描かれている成長をご都合主義と言えるのだろう、と僕は思います。 自分から学ぼうとした人間が、過ちを犯しながらもその度に考え、正しい道を進んでいくことが、できすぎた偶然だとは、どうしても考えられません。 初めて観た深夜アニメだといいましたが、“最初だから”ここまで弁護しているのではないです。 この作品を観てから、かなりの数のアニメ(一般にアニオタと言われる程度)を観てきましたが、未だに、いつ観てもこの作品に対する驚きや感動は、変わらないままです。 いろいろ要らんことも言いましたが、退屈だと感じなければ、純粋に良いアニメと言えるだろうと思います。 |
魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ 1(初回限定版) [DVD] |
(総合5.5/10点)
第一話「美瑛(びえい)より」★★★☆☆5/10点 監督が小林治ということで「BECK」を彷彿させる楽な構えで 音楽を楽しむ人々を描くプロモーションのようなOPのセンスはさすが。 アニメというより、実写から無駄を削ぎ落としてアニメにしたような 雰囲気に感じられ、アニメそのものにとっつきにくい人でも 楽しめるのではないでしょうか。 個人的にキャラばかりを追わず、画面全体の流れでお話を構成する レイアウトの生々しさが一番リアルではないかと思います。 ただ、立体感のある背景ゆえに、ラフな作画、平面的な動きがある場面では、 「看板の前を横切った」ように感じられ、やや違和感があるのが残念 第二話「東京」★★★☆☆6/10点 前回以上に実写を模した東京、下北沢の町並みなど その写実的な背景を生かした舞台の変わりようが楽し胸躍ります。 ストリートミュージシャン、音楽趣味丸出しの部屋など 小林治監督の趣味全開の作風にも苦笑い。 路に迷いつつ、都会の大きさに一喜一憂するソラの素直な性格も 相乗してか、都会への憧れを内包したかのような魅力満載です。 |
魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ (2) (角川コミックス・エース 209-2) |
涙が止まりません こんなに感動したのは初めてです ソラの命に対するまっすぐな気持ちが伝わってきます |
魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ (1) (角川コミックス・エース 209-1) |
誰もが子供の頃に、大人になった今でも、魔法が使えればよいなぁという気持ちがあると思います。 私は、昔からファンタジーが好きで、剣やら魔法の世界が大好きで、まず、このタイトルにひかれました(*^_^*) これはシリーズみたいなんですが、私はソラちゃんの話を、少年エースで読んで、これは絶対に、単行本を買うぞと思っていました。 主人公の身体のことを考えて、胸がキュウっと熱くなり、知らずと涙が出ました(T_T) それを、爽快感とヒマワリの魔法の可愛さで、吹き飛ばしてしまい、健気に、一所懸命に頑張っていく、ひたむきなソラちゃんが大好きです(o^-^o) キャラの可愛さと、純粋でピュアな感じと、写実的な背景の自然が、本当に綺麗で、美瑛に行きたくなりました(*^o^*) 冬にドラマもありますし(正直、実写にはしてほしくないです)この先も、期待できる一冊ではないでしょうか? 魔法遣いという言葉にひかれたら、買って損はないと思います(=^_^=) |