ツアー・オペレーター/知られざるツール・ド・フランス [DVD] |
2000年のツール・ド・フランスにおける「コフィディス」チームの戦いを、選手をサポートする側から見たドキュメンタリー。
よけいな説明がいっさいないので、ツールをかなり知っている人じゃないと、わかりにくいと思う。できれば訳注が必要。 しかし、説明過多な日本のドキュメンタリー(というか、テレビ中継)に比べると、多少不親切かもしれないが、こちらのほうが客観性という意味で数段上ですね。 さらに、日本なら趣味の悪いBGMで埋めてしまいがちだが、それもいっさいなし。素晴しい。この点は、日本の番組製作者も少しは見習ってほしい。 |
ツール・ド・フランス |
多くのスポーツにおいて人間は機械に近づこうとする。「ツール・ド・フランス」はそんな状況を見事に活写した作品だ。曲調は過去の作品「コンピューター・ワールド」あたりと似通うように思うものの、山あり谷ありのロングランを行うツール・ド・フランスの情景を俯瞰するかのごとき感覚を呼び起こす音楽描写の冴えはさすがクラフトワークである。この目はマクロだけに留まらない。#6「ヴィタミン」では、ミクロの目で人体の中で起こる化学反応すら描きだそうとする執念にも頭が下がる。全体を一貫したコンセプトが裏打ちした出来栄えは傑作「アウトバーン」の長時間トラックを聞くのに似た感動をもたらしてくれることだろう。 |
ツール・ド・フランスを見に行きたい! (えい文庫 177) |
2008年ツール・ド・フランスをまさに、「見に行きたい!」ということで
フリーランスに転向した女性ライターの追っかけ取材記。 各ステージごと、全21ステージのツールの表側裏側が女性の視点で書かれています。 まずなんといっても、オールカラーの写真がきれい! ツールを知らなくても写真をながめているだけで満足します。 レースを迎える街、観客の様子、熱狂ぶり。駆け抜けてゆくプロトン。 壮大なピレネー、アルプスの大自然の中のレース、美しい建物。 また筆者が体を張って撮影した選手やチームのようす。 (個人的にはシャバネル選手の写真に涙・・・) Jスポーツで全戦ライブ中継されていたレースの、あの裏はこうなっていたんだあ!と 初めてあの夏の3週間のまるごと全部がわかったような気がします。 実際に現地観戦する人のためのガイドもわかりやすい。 読み物としてもとてもすぐれていると思います。 筆者のがんばりにおもわず、感情移入してしまいました。 サイクルロードレース好きはもちろん、フランス好きな女子にもおすすめの一冊です。 ああ、私もツール・ド・フランスを見に行きたい! |
7月のフランス 自転車とともに (えい文庫 176) |
この本は、フランスをもっと知ることができる本だと思います。
初めて、フランスに訪れたラディとノワは飛行機の中である人と出会います。 その人のすすめで、世界一のサイクリングレースについて行くことになります。 最初に訪れる街は、カトリックの聖地。大きな大聖堂があります。 そして、2人はその人のすすめでツール・ド・フランスを回ることになります。 ツール・ド・フランスは世界最高峰の自転車ロードレース。 「フランス一周」という意味でこのレースに合流したノワとラディはフランスを一周します。 ツール・ド・フランスのコースは毎年変更されるので、今回は2008年のコースになります。 2008年のコースは少しだけイタリアに入っていたので2、3日はイタリアの街を紹介します。 そして、ゴールは必ずパリと決まっています。 パリの魅力も溢れていますが、 フランスの田舎町の魅力も知ってほしい。 と思いながらこの本を作りました。中はとにかく、写真とイラストが多く ハガキサイズの本なので、見やすさを重視しました。 フランスのかわいい田舎町、おいしいグルメ、歴史、伝統、暖かい人々。 そんな「フランス」を知りたい方にお薦めです☆ |
ツール・ド・フランス 勝利の礎 |
思わず表紙買いでしたが、ツールで勝つことの難しさ、勝利への執念が伝わります。
モチベーションの保ち方、選手の育て方などコーチング、マネージングに関わることも多く、スポーツトレーナーや管理職の立場から読むと納得させられることが多かった。 これを読まずに3大ツールの内2大会をテレビ観戦してしまったのが、とても損をした気分になった。ランス復活万歳。コンタドールどうなるの? |
プロサイクリングマネージャー ツール・ド・フランス |
以前にヨーロッパ限定でプレイステーション2用ソフトとして発売されたゲームが、遂に日本でも出るんです☆
いわゆるアクション、レースとは違い、自転車チームの監督になって、選手に指示を与えて、世界最高峰のステージレースを征する!といった、戦略シミュレーション的なゲームです♪ 自転車レースの裏の駆け引きなんかも楽しめると思うので、本当の自転車レースにより近い醍醐味を得られます☆ 今まで無かったシチュエーションの珍しいゲームです!! おすすめです!!! |